2012年 08月 26日
25cm F4鏡筒をイプシロン化する。その2 |
レデューサを付けると一番問題になってくるのが
焦点位置です。そもそもニュートンは筒外焦点が短いので、
専用設計をしていないとフォーカスが出ません。
おまけにこのレデューサーはバックフォーカスが65mmも必要なんです。
鏡筒を切断したり、接眼部の位置を変えたりしないといけませんね。
当初から思っていたとおり私の場合も通常の取り付け方だと合焦しませんでした。
パラコアは焦点距離が伸びるタイプなので、今までは余裕で問題なかったですね。
どうしようもないので、鏡筒を切断して主鏡の位置を変えようかと思ったのですが
そこは「逆転の発想」でバーダーのスリーブを逆付けにして
スリーブ全体をフォーカーサー(PDF)の中に入れてみました。
写真で見るようにPDFは大きな開口部です
ただスリーブについているクランプは邪魔になるので外しています。
フォーカス出ました、結果はぱっちりです。
PDF、フィルターホイル、冷却カメラがかなり短い距離で
接続することが出来て、フォーカスに余裕が出来ました。
by makkachi
| 2012-08-26 13:12
| New Device
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