2016年 06月 15日
NISSIN DOMEコントローラー トラブルシューティング |
前回のASCOMインストールに関連して
ドームドライバーのインストールで良くあるトラブルと解決方法を紹介します。
ドライバーを管理者として実行してインストールします。
まず最初にしないといけないのがドームコントローラーとの通信設定です。
ドームコントローラーはLAN通信なのでIPアドレスを設定します。
環境を確認しないといけませんが、まずパソコンのIPアドレスを調べます。
コントロール パネル→ネットワークとインターネット→ネットワーク接続
ローカル エリア接続の状態を表示して詳細ボタンを選択すると
IPv4のアドレスが表示されます。
通常、192.168.XX.XXとなってます。
これを参考にドームコントローラー盤のIPアドレスを決定します。
設定は設定アプリを使います。
例えばパソコンが192.168.1.1だったとしたらドームコントローラー盤は
192.168.1.20と設定すればよいと思います。
そしてASCOMDOMEドライバーの設定も192.168.1.20にすればOKです。
設定がおかしいと上記のようなメッセージが出ます。
パソコンの
ローカル エリア接続の設定を自動的に取得するにチェックを
入れているときは要注意です。
ルーターや光ゲートウェイを入れている場合はいいのですが
クロスケーブル接続やルーターを接続していない場合は
ローカル エリア接続の設定を固定アドレスにしないといけません。
症状の一つ接続するといきなりフリーズする症状
これは設定レジストリが読めない状態です。
ドライバーを立ち上げるとレジストリに書かれたIPアドレスを元に
コントローラー盤に接続を試みるのですが設定を読めなくてコケてしまいます。
これは前回の記事で紹介したASCOMが管理者権限でインストールされてない場合です。
必ず管理者で実行でインストールしてください。
ASCOMと一緒にインストールされる ProfileExplorerで
各ドライバーの設定値を確認することが出来ます。
コントローラーのIPアドレスは青線のところにあります。
設定しても数値が書き換わらない場合は、
NISSINドームドライバーが管理者権限になってない場合があります。
数値が変わってないと通信が確立できなくなり
IPアドレスをセットしてくださいのメッセージが出ます。
一度、確認していただければと思います。
by makkachi
| 2016-06-15 12:22
| ドームコントローラ
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