2013年 12月 02日
新観測所 屋根開閉モータートラブル |
先月あたりから、屋根開閉のモーターが動作しなくなる
トラブルが出るようになりました。
開閉ボタンを押しても、モーターがうなっているだけで動作しません。
何度か開、閉ボタンを交互に動作させると動き出すことが
あるので、それで開閉しています。
先日も撮影終了後、
閉めようとしたらモーターが動かず屋根を閉めることが出来なくなりました。
遠隔で撮影していたのですが、雨の心配もあるので
結局、夜遅く現地に行って屋根を手で閉めてきました。
なぜか最近になって頻繁に起こるようになって、
安心して遠隔で撮影できなくなって困っています。
トラブル的に考えると、どこか歪んでギアが噛み付いている様な
機構のトラブルだと思い、メーカーに問い合わせをしていますが
なかなか、これといった解決策が見つかりません。
現地でいろいろ、ばらしてみたのですが
機構的にみても、どうもトラブルが見つからず
モーターのトルク不足ではないかと推測されます。
モーターの仕様書をメーカーから取り寄せてみると
モーター自身は、かなりトルクがあり、結論から言うと
これ以上トルクの太いモーターはありません。
これで動かない状況は考えられませんね。
モーターのトルク不足というのは現時点では考えにくいです。
ところで、
モーターの回路図を見ると電磁ブレーキ仕様になっています。
開閉ボタン仕様にするには2回路仕様のスイッチにするか
パワーリレーを入れないといけないのですが
昨晩、現地で確認したところ、2回路仕様のスイッチもパワーリレーも
ありません。おそらく結線の勘違いされたのですね。
これで、いままでどうして動いていたのかが不思議です。
モーター動作するときに電磁ブレーキが掛かっていたのですね。
アクセル踏んでも動かない車状態でした。
最終的には遠隔コントロール盤のリレー1回路が余っていたので
これを電磁ブレーキ用に割り当てて個別に動作させるように
ファームを書き換えました。
これで安心して撮影できます。
今回の件を教訓に、このタイプの観測所は
電磁ブレーキ専用の遠隔コントローラ盤を製作することにします。
by makkachi
| 2013-12-02 18:33
| ドームコントローラ
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