2016年 07月 12日
電力自給システム構築しました! オフグリッド天文台 |
先週の休日は太陽光独立電源の工事をしました。
やっとこれで天文台にも電気が来ました。
ソーラーパネルは190W×2枚で380wです。
パネルの設置にはお得意の単管架台を作ってみました。
夜間は電気が使えませんのでバッテリーで蓄電するのですが
中国:EPsolar製の「Tracerシリーズ」の新製品
30AのMPPTチャージコントローラーで
デルコバッテリー 2個(24V運用)に蓄電しています。
容量が30Aありますので800Wまでのソーラーパネルまで
対応できます。
お昼にメーターを見てみましたが5Aくらい出ていましたので
180Wくらいは発電しているようです。
バッテリーは床下にシリーズ接続で24V運用です。
望遠鏡、冷却カメラ等の天文台系電源はDC-DCコンバーターで24V->12Vに
変換して運用します。
ルーフはACモーターなので800WのDC-ACインバーターで商用電源を作ってます。
余裕で開閉できました。
電力容量は余裕があるので小さな電子レンジくらいは動作できそうです。
今後は遠隔天文台として使えるように省電力をめざしたシステムに
していかないといけません。まだまだこれからです。
オフ(=切る) グリッド(=送電網)ということで
電力会社に頼らない独立電源システム(自給)です。
電力会社から電気を引けば良かったのでしょうが
近接電柱からの距離があって時間も費用も掛かることと
電柱が出来ると街路灯設置の可能性があって問題があること
里山の中の天文台を目指したいので独立電源にしました。
ソーラーパネル関係も今やコストが下がってますので
結構安く仕上がりました。
電力的にはしばらく様子を見て運用していくことに
なりますが冬場はかなり発電量が下がりますので
パネルを増やすか発電機を併用したハイブリッドにしていくか?
考えているところです。
by makkachi
| 2016-07-12 10:59
| 天文台
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