2016年 10月 29日
天候ガー悪かったので今まで撮影が出来なかった。 |
移設したリモート天文台の試写がやっとできました。
オリジナル画像を見るとやるせなさを感じると思いますが
画像処理をしてみるとまずまずです。
撮影画像を見てると、とても使えない感じですが
データー上は星雲も撮影されている訳で
そこからELパネルで撮影した疑似光害画像を取り除くことによって
星雲を映し出すことができます。
また、今度のカメラはダイナミックレンジが広いので
しっかり星雲を捕まえることが出来ました。
冷却カメラがフルサイズなので
2インチの補正レンズの良像範囲を超えてしまってます。
なので周辺の星像の乱れと強烈な周辺減光は
どうしても出てしまいます。
今までのような撮影をしていますと
露光も光害の中では十分に時間を与えることができず。
すぐに飽和してしまいます。
撮影は飽和しないように時間を切り詰めて多枚数、撮ることにします。
ここ環境の良いところは周囲に街路灯等まったく光がないので
ガブリ補正のいらないところです.
これは画像処理をするうえで重要なことで
かなりの工数を省くことが出来ます。
仕上がりにも違ってきますので嬉しい結果です。
撮影データ:サドル付近
L画像 420s ×7
BKP200OTA改 ATIK11000 J-Mount
by makkachi
| 2016-10-29 13:14
| 天文台
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