人気ブログランキング |


マチナカでリモート天文台やってます。


by makkachi

画像一覧
更新通知を受け取る

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

メモ帳


カテゴリ

全体
GOTOドライブ
DSIオートガイダー
CCD
New Device
パソコン
望遠鏡
フォーカーサー
観測・撮像
コラム・つぶやき
おすすめサイト
遠隔撮像ソフト
ONSTEP
天文台
ドームコントローラ
遠征
機材レビュー
未分類

最新の記事

アスコ SE310型赤道儀 ..
at 2019-05-24 16:41
ポータブル電源 1kWh ..
at 2019-05-22 10:05

最新のコメント

リモート端子から撮影につ..
by makkachi at 13:10
これは良さそうですね。 ..
by GENTA at 15:34
ONSTEPの良さはカス..
by makkachi at 08:22

以前の記事

2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
more...

ブログパーツ

記事ランキング

ファン

画像一覧

KAGRA(大型低温重力波望遠鏡)の見学会に行ってまいりました。

c0061727_09181551.jpg
「重力波」は物理学者のアルバート・アインシュタインが一般相対性理論から予言した、
いわゆる「アインシュタインからの最後の宿題」。
重力波は、時空の曲率の時間変動が波動として光速で伝播する現象です。

東京大学宇宙線研究所などが岐阜県の神岡鉱山地下に
「大型低温重力波望遠鏡(KAGRA、かぐら)」を建設し、
その重力波の観測を目指して観測の準備を始めようとしてます。
この施設を見学できるという貴重な体験をしてきました。
c0061727_09181690.jpg
時空の歪みをはかるには、感度の良い検出器が必要になります。
歪み方は、1メートルあたりどれだけ歪む、というものなので、
装置をおおきくすれば歪みは大きくなります。
それを測るのはレーザー干渉計ですが、
レーザー距離計の馬鹿でかい物と想像していただければ思います。
3kmの真空パイプの中をレーザーが通って測定するもので
それがミクロン単位の精度なんです。
要は3kmがどれだけ歪むかということです。
c0061727_09181641.jpg
パイプのジョイントも特殊な構造で気密性を保ってます。
一度真空抜きをすると抜けないようです。
c0061727_09181631.jpg
高さ14mの振り子構造を持たせて外部振動の影響を減らした反射鏡を、
熱による分子レベルの運動を極力除くために約-253℃まで冷却する装置です。
チョットしたプラントに見えます。
c0061727_09181668.jpg
全体の構造はこんな感じです。中心にサファイアガラスの反射鏡があります。
何段もの振り子で振動を除去しています。

c0061727_09181547.jpg
これがサファイアガラス。実際に触ってきました。

c0061727_10470279.jpg
観測機器が並んでいます。

c0061727_10470246.jpg

c0061727_09181521.jpg
研究員の方がレーザーを調整していました。
実際の観測では全員洞外に出てリモート室での観測になるようです。

ノイズとか地球の揺らぎなどありますから、
簡単にはいかないと思いますが、成果がとっても楽しみです。
ディープなメンバーと見れて光栄でした。





by makkachi | 2018-11-20 10:15 | コラム・つぶやき | Comments(0)