2019年 05月 13日
片持ちフォーク赤道儀 開発再スタート |
SP赤道儀の赤経部分を入手したので
改良すべく開発再スタートしました。
前回、問題だった極軸体のネックの強度不足の問題です。
微動雲台とかビデオ雲台を代用してみたのですが
やはり荷が重いらしくフォークの先端で揺れてしまい。
十分な機能を果たせませんでした。
今回赤道儀の部品を代用することにより、それを解決しようと思ってます。
ということで、モーターは取り付けたので
フォーク部との接続の金具から作っていきます。
本格的なフォーク赤道儀なので自動導入ドライブのファームもかなり
手を加えないといけません。
ちなみにアルティバEQというのは、
そもそも片持フォーク赤道儀用の
自動導入ドライブの開発コード名称です。
特殊な赤道儀の開発用として使ってまして、実にこの名称での頒布はありません。
(一部、開発にご協力いただいた方にはこの名称にさせていただいております)
熟成され完成形のものはCoolStepという名称で
星見屋さんオリジナルで販売されています。
各赤道儀への対応については星見屋さんにお問い合わせください。
話は戻しまして自動導入のフォーク対応というのはOnStepでも
何となくうまくいってなくて、まだまだ発展途上な感じはします。
アルティバEQのほうは、かなりソースに手を加えて
なんとか運用上問題ないところには来ていますが..........
ただ、前回の阿智村遠征の時の様に
最新ファームで書き直したらガイドにバグが出て動かなくなり
撃沈してしまうこともあります。
この時は、安定のCoolStepファームに入れ替えて
撮影が続けられることが出来ましたけど
波乱というか落とし穴というか
アルティバEQというのは常に爆弾を抱えたファームです。
このファームが問題なく安定して動くようになれば
CoolStepにフィードバックされていきます。
ユーザーさんには安心してお使いなれるようにしていきます。
早く「CoolStep for フォーク」が出るとイイですね。
たとえば、GP、NJP、マークX等、他の機種への対応もあると思いますので
CoolStepを宜しくお願いします。
by makkachi
| 2019-05-13 22:19
| New Device
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