2020年 08月 26日
MaxImDLでPlate Solveするよ |

リモート天文台で遠隔操作をしていますと
撮影途中にまれにパソコンがフリーズしてしまい
焦って自動導入の電源を切ってしまうと
再度立ち上げたときに望遠鏡の正確な位置が分からなくなってしまいます。
AlThiba2のASCOMドライバーには最終位置が保存されており
すぐに起動しなおせばほぼ復元はできるのですが、まあダメな時もあります。
最近はPlate Solveという便利な機能があり撮影した
画像から現在の赤経赤緯を割り出すことができるようになりました。
MaxImDLは以前のバージョンからPinpointという名前で機能はありますが
マチナカリモート天文台ではより確実性を高めるため
Pluginを使って別アプリで実行させています。
検索結果
撮影した画像をpluginによってPlatesolve2で検索し
POTHで登録された望遠鏡と同期を合わせるというものになります。
おすすめは
データーベースはローカルに保存しておきますので
ネット環境はいらないということです。
他に検索ソフトとデーターベースが必要です。
Planewaveという望遠鏡メーカーさんのアプリを流用させてもらいます。

Softwareのサイトに行っていただいて
検索ソフトはPlateSolve2 v2.28 を
データーベースはUCAC3 Star Catalog を適当なフォルダにインストールしておきます。
pwi_ps2_pluginとPlateSolve2 v2.28とUCAC3は同じフォルダーにしておきます。
あらかじめUCAC3と現在の観測地EditParametersで設定しておきます。
設定方法は過去記事があります。
さて、実際の使用方法です。

対象を撮影します。恒星がなるべくたくさん写るように長めに撮影しましょう
メニューのPluginからPWI PlateSolve2を選択します。

プラグインが立ち上がってきますので「solve」を選択します。
PlateSolve2が立ち上がってきますので検索されるのを待ちます。
検索されると緑色の文字でOKが出てアプリが自動で閉じますので
「Sync」ボタンを選択すると望遠鏡との同期が完了します。
視野一つ分くらい離れているくらいなら、まあ10秒以内に検索できます。
露光不足だと検索ヒット率が下がるので
露光オーバーにならないくらいに長めに撮像してます。
ビニングをしても検索できますので4×4での撮影もできます。
それでも離れすぎて検索できない場合は
MaxImDL6にがぎってはネット環境を使った検索ができます。
標準機能です。
Astrometry.netを使ったアルゴリズムだと思います。
遠征ではなかなか使いにくい面もあり
検索時間はかかりますがヒット率は100%です。

使用方法は撮影して画像を取得しメニューのAnalyzeから
PinpointAstrometryを選択します。
ここでSearch SkyOnlineを選択します。
青いバーが出て検索が始まります。バーが左まで行ききったら終了です。
特にメッセージは出ません。
いったんこの画面をCloseしてTelescope画面を出します。
ここで同期を合わせる作業をします。

Telescope画面の中ほどにSyncボタンがありますので選択します。
これで同期が完了します。
この方法は確実なんですが遠征地などでネット環境がない場合は使えません。
私は古いJP赤道儀を使っていると赤経軸と赤緯軸の直交精度が出てないので
導入するたびにPlateSolveを実行しています。極軸があってない時も同様ですね。
なくてはならない機能で使わないときはないと思います。
最近はASIAIRでも使えるようになりましたがやっぱりネット環境が必要で
山奥に遠征したときは使えないのが難点です。
pwi_ps2_pluginはローカルのデーターベースを使うことによって
検索するので、最近は常用になっています。
by makkachi
| 2020-08-26 09:46
| おすすめサイト
|
Comments(3)
詳しい解説ありがとうございました。
ぜひ活用させて頂きます。
ぜひ活用させて頂きます。
0
> ミュートンさん
あまり詳しく書けなかったですが、ご活用ください。
あまり詳しく書けなかったですが、ご活用ください。
有用な情報をありがとうございます。
私は遠征撮影が多いのでMaxImDL6ProでPinPointAstrometoryを使っています。カタログはGSC1.1を使っていますが導入精度はドンピシャとは行きません。FLが1m以下でも必ず撮影対象に位置修正が必要になります。
ご紹介のPlateSolve2 Maxim Pluginですが、カタログはUSNO-A2.0を使っているので当然利用星数も多いので導入精度は高いと思うのですが、MaxImDLのPPA-GSC1.1と比べて導入精度はどれくらい違うのでしょうか?
ネット環境の無い遠征地での使用は難しいようなので気にしても仕方ないのかもしれません。
PlateSolveは便利ですが、T-MaxやT-Pointなどの望遠鏡解析を使った時の導入精度(平均残差で数秒角以下)を知っていると中々満足はできませんが。
私は遠征撮影が多いのでMaxImDL6ProでPinPointAstrometoryを使っています。カタログはGSC1.1を使っていますが導入精度はドンピシャとは行きません。FLが1m以下でも必ず撮影対象に位置修正が必要になります。
ご紹介のPlateSolve2 Maxim Pluginですが、カタログはUSNO-A2.0を使っているので当然利用星数も多いので導入精度は高いと思うのですが、MaxImDLのPPA-GSC1.1と比べて導入精度はどれくらい違うのでしょうか?
ネット環境の無い遠征地での使用は難しいようなので気にしても仕方ないのかもしれません。
PlateSolveは便利ですが、T-MaxやT-Pointなどの望遠鏡解析を使った時の導入精度(平均残差で数秒角以下)を知っていると中々満足はできませんが。

