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マチナカでリモート天文台やってます。


by makkachi

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カテゴリ:ONSTEP( 49 )

AlThiba自動導入ドライブの設定アプリを作った。


c0061727_20240259.jpg

AlThiba自動導入ドライブですが設定はWifi接続をして
ブラウザで設定できるようになっています。

ギア比の設定もその画面でできるのですが
どうしてもWifiで接続できない場合や

デスクトップPCで設定を行いたい場合はいささか、

煩わしさを感じます。
いちいちエクセル表を開いてギア比を計算するのも面倒で
それを一気に解決する Windowsアプリです。
Windows10対応しています。
コントローラーとはUSB接続で繋ぎアプリを立ち上げて
接続すると設定値を読み込んできます。

c0061727_20450206.jpg










ギア比の計算もアプリに組み込んでサクッと設定できるようになりました。
もうエクセル表はいりません。
導入最高速の決定もMaxRateの数値を入れるだけです。
計算された設定値が表示されあとはセットパネルを押すだけです。
設定がが完了したらコントローラーを再起動することで動作します。
いぜんからここまではやりたかったので
実現できて達成感を感じてます。

姉妹機のCoolStepも対応しています。
頒布はフリーで個別にメールオーダーで対応します。





by makkachi | 2019-10-12 20:39 | ONSTEP | Comments(0)

アスコSE350ですが追尾が微妙にずれる。

c0061727_09591900.jpg

自動導入化したアスコSE350ですが追尾が微妙にずれるというお話を頂いています。
完全に据え付けが出来ていない状況なので正確な確認が出来ず。
また、もうメーカーが存在していないので...
ギアの歯数もわからずにいました。

雨ざらしで壊れていると思った
外したコントローラーがまだ生きてるらしいので
オシロで調べてみました。


c0061727_09591919.jpg
基板はいかにも手作りで
もうパターンが錆びてしまって危ない危ない。

意外に駆動ステップ数(39.1Hz)は少なくて惑星を見ると
パルスが振動として現れそうな気がします。
この時代では技術的に限界だったんかな。
マイクロステップ技術が無い時代だったので
まあ、こういう落としどころになります。

c0061727_09592062.jpg

エクセル表に数値をいれてみると
おそらく1-2駆動でウォームの端数は359歯でした。

数値はメールでお知らせしてWEB画面で変更して
もらうことにします


by makkachi | 2019-10-11 10:07 | ONSTEP | Comments(0)

新しいマイコンが出たので自動導入に使ってみる。

c0061727_13511445.jpg
自動導入に新たな転換期が来ました。
Teensy4という新しいマイコンの登場です。

Teensyはもともと性能の良いボードでしたが、新しいTeensy4.0はさらにすごいです。

  • ARM Cortex-M7 600MHz
  • 1024KB RAM
  • 2048KB Flash
これが本当にマイコンなのかと
疑いたくなるほどで
ほぼプロセッサーです。
c0061727_13564408.jpg
ベンチマークを見ても飛び抜けて速いので
期待度マックスです。
Althibaのソースをなんとか書き換えて
組込んでみました。

使ってみるとレスポンスも良くてWifi接続も
とっても速くてバリ速です。
c0061727_14342443.jpg
マイコンの入荷量が少なくて入手に時間が
かかりますが
取りあえずリモート天文台の160J赤道儀で
遊んで見たいと思ってます。

by makkachi | 2019-10-10 13:49 | ONSTEP | Comments(0)

アスコ SE350型赤道儀 自動導入改造


c0061727_11433115.jpg
アスコ SE350型赤道儀 自動導入改造を御依頼いただきました。
早速、改造のイメージをつかむために現物を拝見してきました。

見た感じは私のユーハン U-150と雰囲気が似ていて
赤緯のくびれ部分なんかはよく似ています。
亡くなられた工場長もアスコの仕事を手伝っていたことを
話されていたのを思い出しました。

昔は一世風靡した赤道儀で、
今でもその作りの良さは素晴らしさを感じます。
国内屈指の望遠鏡メーカー 旭精光研究所(アスコ)ですが
残念ながら現在、望遠鏡製造業は廃業されています。


以前、出張の帰りに工場跡地に立ち寄った時のレポートです。

c0061727_11433096.jpg
まず、現況のモーターの収納状況や
ギアのトルクの状態を確認するために
各箇所を分解していただきました。

駆動部分をバラバラにしてギアのあたりを見てみたのですが
外観の状態とは反して内部はとてもイイ状態を保っていました。
とてもスムーズです。これなら問題なく高速導入出来そうな
感じを受けました。
c0061727_11433064.jpg
赤緯のウエイトハウジンングに入っている
駆動部分なのですが、大きな電磁クラッチとウォームギア
ギア部分だけになっていますがモーターはACリバーシブルモーターでした。
自動導入という概念が無かった時代なので
赤緯は、だた微動で回転すれば良く正確に回転角を刻む必要が無いために
トルクの強いACモーターが使われてました。

手動クランプもありますが。
大型赤道儀だと手が届きにくいので
既存の電磁クラッチを新たな回路を作って復元していきたいと思ってます。
c0061727_11433003.jpg
赤経モーターは90角のかなり大きなステッピングモーターです。
トルクフルで当時としては贅沢なモーターが使われていたと思います。

ただ、このモーター
お借りして高速運転をさせてみたのですが、
特性が良くなくてすぐに脱調してしまいます。
若干加工が必要ですが今回は取り替えさせていただいて
赤経赤緯共 モーターは新調することにします。

c0061727_11433011.jpg
実はこの赤道儀はもう一つモーターが付いてました。
それも、シンクロナスモーターです。
最初は何のためなのか良くわかっていませんでしたが
そういえば
むかーーしアスコへ工場訪問へ行ったときに
社長様から聞いたことがあったのを思い出しました。
これ目盛環を恒星時で回すためだけのモーターなんです。
自動導入が無かった時代
目盛環で目標天体を導入するのには、画期的な仕組みで
天体座標をこの目盛環に合わせれば、視野に入るという
素晴らしいアイデアです。
今の目盛環は恒星時で動作しないので
天体スケールの意味をなさず、バーニア的使い方しかできません。
c0061727_16381784.jpg
何かと感慨深い望遠鏡メーカーさんの物ですが
自動導入化(CoolStep)をして
再度、日の目を見られるようにしたいと思ってます。

これだけ大きな赤道儀の改造は過去にも行ったことが無くて
いろいろな意味もあってやりがいのある改造だと思ってます。




by makkachi | 2019-05-24 16:41 | ONSTEP | Comments(0)

AlThibaEQ コントローラー & CoolStep 発表

c0061727_08012830.jpg

まずは、AlThibaEQコントローラー(アルティバEQ)です。
Onstepをベースに使いやすさを追求した自動導入用のドライブ装置になります。

Onstepは良くできた自動導入ドライブですが
安全性も追求しすぎているせいか変に制限事項があったり
PCやスマホからの、モーターのステップ数などの基幹部分の設定を変更ができず、
ソースコードの設定ファイルの該当部分を変更して、
コンパイルして、ファームを書き換えなければならないという
大変不便な部分が多いです。

ソースコードも公開されていることもありそれならばということで
1年くらいかけて作業を進めてきました。
Onstepはそもそもどんな赤道儀にも対応できるようになっている
マルチドライブです。

赤道儀は個体によってそれぞれギア数やモーターのステップ数が違います。
個々に対応させるには適切なステップ数をドライブに記憶させないといけません。
しかし先に書いたようにコンパイルして、ファームを書き換えなければならないという
とてもスキルのいる作業が必要になります。とても万人向きではないですね。

Onstepには便利なことにWiFi機能があり
ブラウザからWEB画面をとおして状態や時刻、観測地の設定が出来ます。
今回はそのブラウザ画面を作り直してギア数やモーターのステップ数を
設定させるようにしました。

c0061727_08364086.jpg
ギアの設定は上図のようにしました。
この項目や数値はどんな意味があるかはわかりにくいと思いますが、
この数値を算出させるには
エクセルシートがありますので、これを利用して計算させます。
c0061727_08413490.jpg
c0061727_13200435.jpg
c0061727_08424913.jpg
拡大するとこんな感じでシートに数値を入力するだけで数値が計算されます。
最高速も自動で計算されますのでわかりやすくなります。
設定を反映させるには電源を入れなおして再起動します。
これでスマホだけでも設定変更が可能で便利になります。
c0061727_08521703.jpg
次にOnstepのリミット動作の問題です。
自動で導入を任せている以上誤った操作や確認不足によって機材の接触を
未然に防ぐためのリミット動作があります。
これはこれで重要な機能だと思うのですが、遠征とかで使うと不便でなりません。
一度リミットが掛かってしまうと解除する方法が無く
電源を再起動しなければなりません。
いちからアライメントを取り直さないといけなくなり、あまり合理的な機能ではありませんね。
いろいろ考えるとリミット動作も子午線反転も自由に選択出来たほうが理想的だと思いました。
子午線反転を解除することでイナバウア撮影も出来ます。
他にも改変している部分はあるのですが、紹介しきれないので次回にします。

星見屋オリジナル CoolStep for AP を発表しました。
c0061727_10113304.jpg

AlThibaEQ と同じ姉妹機になります。
AlThibaEQはオリジナルのオンリーワン機ですが
CoolStepは量産タイプのAPマウント用のコントローラーです。
星見屋さんの熱いご要望もあり星見屋オリジナル商品としての登場です。

APマウントは品質レベルも高く、決して法外に高価というわけではありません。
海外のこのクラスのマウントとは比べ物になりません。
小型機だから入門機だからという固定概念が
とても邪魔してると思います。イイものはいいと.....

ただ残念なことに自動導入ドライブがありません。
多くのユーザーが自動導入の便利さを知っていて、それを求めています。
自動導入が無いAPマウントはある意味弱点です

「非公式」ではありますが「スターブックテン」を接続すれば自動導入が可能です。
ただモーターの特性上どう頑張っても100倍速が上限です。
その理由は
モーターモジュールのモーターがポラリエと同じもので、
とても高速に回せるモーターではないんです。
耐久性も心配です。このモーターを高速に動作させるってどうなんでしょうか
c0061727_09223917.jpg

今回
パワートレインとしてベルトドライブを推奨し
モーターの選別から取付までいろいろ試行錯誤し
ハイブリッドモーターとサイレントステップの
高性能な駆動チップを使用して、800倍速で自動導入が可能にしました。
それはAPマウントの自動導入専用機を作るとこです。
c0061727_09272956.jpg
高性能な小型屈折望遠鏡とCoolStep自動導入のAPマウントは
初心者からハイエンドな方まで
遠征システムとしては最高の組み合わせだと思います。
これからのスタイルになりえると思います。


天文リフレクション編集部さんのAPマウントもCoolStepです。


量産とはいえ製作数はありませんので在庫切れになることも考えられます。
製造には最善を尽くしておりますが、
いかんせんその都度部品を少数手配しているため、
製作期間にお時間を頂くことがありますあらかじめご了承ください。

----- お詫び -----
仕事中に大きなやけどをしていまい治療をしています。
プロとしてあってはならないことでした。
幸い左手であったこと流水で冷ましたこともあってひどくなることは避けられましたが
キーボードを打つのも不自由です。伝えたいことはいっぱいあるのですが
今後、連休中のブログの更新が出来ないかもしれません。申し訳ありません



by makkachi | 2019-04-25 10:11 | ONSTEP | Comments(0)

GPガイドパック 2軸自動導入化 改造

c0061727_15513479.jpg
GPガイドパック 2軸自動導入化 改造を進めています。
GPガイドパックを使った、よりコンパクトな自動導入赤道儀になります。
構造の性質上小型屈折鏡筒やカメラレンズが搭載の対象になるかと思います。
今回の改造は赤緯にビクセンAP赤道儀 手動モジュールを使います。
手動モジュールには粗動が無いため
アルカスイスのパノラマ雲台を使って代用させてみました。
AP赤道儀パーツの新たな使い方として提議をしてみたいと思ってます。

改造対象は全周微動の無い赤道儀でも、
このモジュールに置き換えることによって
自動導入化が出来る可能性を秘めてます。ワクワクしますね。

AP赤道儀はGP赤道儀の後継ではなくて、
新たなジャンルの赤道儀として
いろいろ組み合わせて楽しむコンセプトとして作られているようです。

今回は赤緯のモジュールとして使っていますが、
マチナカリモート天文台も
フォーク式赤道儀として製作を進めています。

参考としてこの自動導入改造は
赤緯の手動モジュールと
アルカスイスクランプを含めて、12万くらいです。






by makkachi | 2019-04-01 16:07 | ONSTEP | Comments(0)

オープンソースについて思うこと

c0061727_09042209.jpg

ONSTEP自動導入ドライブの配布を以前しておりました。
完全にやめてしまったのではなくて
現在は知人からの改造には、少しですがお受けしている状況です。

最近気になることがありまして
オープンソースを使った機器の頒布についてです。
著作権がとか、ライセンスがとか
明確になっていなくて誤解を受けやすいと思います。

ではONSTEPについてのライセンスについて
一般的なオープンソース(GPL)と取扱いに関して説明したいと思います。

c0061727_21021822.jpg


実はONSTEPにはソースコードの中にGPLライセンスというのが
明記されています。さてこれはどういう意味でしょうか??

フリーのソフトウェアライセンスとして、
一般の人にも広く知られています。ONSTEPも同様です。
しかし、この「フリー」という言葉の意味を「無料」という風に、
少し間違った解釈をしている人も多いのではないでしょうか。


c0061727_21050890.jpg

私がONSTEPを配布した時期も
善意でオープンソースにして、
みんなで改良していくものなのにそれを使って
金儲けしちゃ信義に反するんじゃない

そういう風に言われた事がありました。
GPLの規定を良く読み返したら、それは誤った認識だと思いました。

ここでの「フリー」は「無料」のフリーではなく
「自由」という意味でのフリーになります。


では一般に言う「著作権」と「ライセンス」との違いはなんでしょう。
「自由」とはいえ、制作物には、必ず「著作権」があります。
ここで、一度「著作権」と「ライセンス」の違いについて
説明したいと思います。

c0061727_21021822.jpg
著作権
文章・音楽・絵画・プログラムなど、
作った人が、作ったモノに対して持っている権利。

c0061727_21021801.jpg
ライセンス
(条件付きで)許可をあたえること。

以上の様に解釈しています。

さてGPLライセンスなのですが
ライセンスには「必須」「許可」「禁止」
この3つの事項が、それぞれ記されています。

c0061727_21021803.jpg
意外に意外
商用利用も許可されている上に特許の許可もOKなんですね。

「コピーライト(copyright)」という言葉を聞いたことがあると思いますが、
その逆の言葉として「コピーレフト(copyleft)」というものもあります。
GPLはまさしく「コピーレフト(copyleft)」です

コピーライト(copyright)
著作権という意味

コピーレフト(copyleft)
著作権を保持した状態で、誰でも「利用・再配布・改変」ができるいう考え方。
一度GPLで公開されたものは、後からGPL利用を禁止することはできない。

GPLはコピーレフト(copyleft)を採用

コピーライトが著作権の保護を目的としているのに対し、
コピーレフトは、「コンピューターで使うソフトウェアは無償で広く普及させるべき」という
GNUの思想や文化の発展に寄与しようという理念を目的としています。

c0061727_21021856.jpg
似たようなものでパブリックドメインというものがありますが
これは著作権を放棄したものが大きな違いです。

ONSTEPの作者はGPLということで共有・発展という意図をもって
配布しているということになります。
多くの方がONSTEPを使うには
ONSTEPに対応した自動導入ハード機器が広まるのが必要になってくるわけです。
私が頒布したものも、ほぼハードの開発&製作費だけで
同じ仕様では市販の半分以下の価格でした。
気軽に自動導入を使いたい方には敷居が下がったことだと思ってます。
とにかく安く、気軽にをもっとうにしてました。

ということで長々と書いてしまいましたが
今後もONSTEPをより便利にさせるためにファームの改変もしていきますし
公開をしていこうと思ってます。
当然ながら、そのソースを使うことには、まったく制限はありません。

GNU 一般公衆ライセンス GPL version 3 日本語訳音読



by makkachi | 2019-03-29 21:10 | ONSTEP | Comments(2)

ONSTEP自動導入コントローラーの現状

c0061727_13122627.jpg
ONSTEPのことを書くのはかなり久しぶりになります。
以前は頒布サイトで販売もしていたのですが
現在は知人に依頼があった時だけ細々と作ってます。
もうONSTEPを始めてから1年ほど経つのですが
私なりに感じた事、動作について検証してみたいと思います。
まずは、ONSTEPとはからお話ししないといけないですかね
Howard Dutton氏が立ち上げをしオープンソースとして公開された
Arduinoを使った自動導入装置になります。
設定を事前にスケッチ(プログラム)書き込むことにより
ドイツ型赤道儀、フォーク型赤道儀、経緯台の各種架台が使え
ギア比や最高速など細かく設定できるため
あらゆる架台に対応できる装置になります。
WifiやBluetoothやEthernetなども装備できるので拡張性も
期待できます。
c0061727_13541009.png
さておき
1年使っていてまず感じたことは

電源を入れてすぐにモーターが回転しないこと。
これはスカイウォッチャーにもある仕様なのですが
日時や観測地を入れてからスタートするもので
国産のモータードライブには見られない機能です。
実は設定で回避が出来て電源を入れてすぐに回転をさせる
裏技があるのですが、
それに変更しても電源を入れて数分経つと駆動が徐々に止まってしまうという
ビックリ仕様にもなってます。
おそらくフェールセーフの意味でこのような仕様になっていると思われるのですが
復帰の方法がいまいち明確ではなくて、私には、いささか使いにくいです。

さらに海外の赤道儀には、ほぼ標準なのですが
子午線越えや地平線下に向かった時に、駆動や導入動作を止めるリミット機能が備わってます。
これも使い始めると、頭ではわかっているのですが、
突然止まったりするので、日本人にとっては結構迷惑な機能の一つです。
三脚架台や鏡筒に接触を防ぐためのフェールセーフの一つですね。
このところは、任意的に切り替えられる機能があれば便利かもしれないですね。

c0061727_13122879.jpg
自動導入コントローラーとはいってもコントローラーには
特別なボタンや表示装置はありません。
基本的にパソコンやタブレットを使って目標の天体を導入することになります。
接続はUSBやWIFIを使ってASCOMやLX200モードで接続するのですが
ここもちょっと不満なのは
日時や観測地のボタンを押しても何も変化がありません。
せめて確認音ぐらいは出てもいいんじゃないかと思いました。

さて、私は自動導入装置はこれが初めてではないので、
流れ的にはわかっているのですが
導入を始める場合は必ず日時や観測地の情報が必要です。

観測地はコントローラーのメモリに登録されるようですが
日時はコントローラーに時計機能が無いので都度入力しないといけません。
入力しないで使うと導入時にあらぬ方向に動き出したりするので
大変危険です。

遠征が久しぶりですと結構この操作を忘れがちで
私も設定を忘れて導入をはじめてからビックリすることが多々ありました。
手順を忘れなきゃ大丈夫ですが、
このところは、何とかならないかなあと思います。
頒布した時もかなりこの込み入った手順を取扱説明書にして
使って貰ったのですが、皆さん、はまるところは一緒で
説明が大変でした。

他にも細かいことはいろいろあるのですが
なんて使いにくいんだろうって思うことはあるんですけど
発展途上の自動導入装置ですし、いろいろ期待したいところもあります。
私自身プログラムの経験はあるので
自分なりに使いやすさを追求してスケッチを書き換えてみたいと思ってますし
イイものが出来ればサイトでぜひ紹介したい考えです。
日本人に合った自動導入装置を作るのも夢であります。

どちらにしても
自動導入装置をオープンソースで公開してくれた
氏に感謝感謝です。


by makkachi | 2019-03-20 13:54 | ONSTEP | Comments(2)

EM200USD3を自動導入改造する

c0061727_09035339.jpg
Onstep化した友達のEM200が導入途中で止まるという
連絡を頂きましたので、再度、お預かりしました。
基本、モーターの脱調だと想像するのですが、
現象が出ず状況がいまいち掴みきれてません。
c0061727_09035380.jpg
まずギアの噛み合わせを疑いましたが、EM200って手動ノブが無いんですね
なので即席で軸ノブを作ってモーター外して調子を見てみました。
ギアの当たりは両軸とも重くなくいい感じです。
やはりステップドライバーとモーターの相性が悪いのかな。

A4988は赤道儀の駆動にはあまり相性が良くない様で
今回からはTMC2100という
Pololu互換のモータードライバーに変更してみます。
モータードライバーの中では、最も静かなドライバーです。
c0061727_09035911.jpg
まずは、現況のUSD3とTMC2100の波形を調べてみました。
USD3はのこぎり型(右)、TMC2100は台形(左)です。
デューティは50くらいなので ほぼほぼ一緒なんですが
周波数はかなり違うんですね。
見るとUSD3のほうが力強い感じがします。
c0061727_09562806.jpg
ちなみにA4988はデューティは28%でUSD3と比べると
半分くらいの出力しか出し切れていないのが良くわかります。
なんとも弱弱しいグラフです。
高速で脱調しやすいのは、この特性に起因しているのかもしれません。

次に疑ったのは電源の問題です。
モータードライブコントローラーは
DC24V運用なのですが、運用はディープサイクルバッテリーに
ACインバーターにACアダプターという構成で使っているそうです。
この組み合わせだと、ノイズの発生源が多いのであまり好ましくありません。
またバッテリーの運用幅が狭く電圧降下で瞬停する可能性も
十分考えられます。
c0061727_09040853.jpg
電源は昇圧型DC-DCコンバーターで運用したほうがよさそうです。
DC9Vくらいから使えますので電圧降下も安心できます。
c0061727_09041104.jpg
リチウム電源を使って電圧を測ってみました。
DC24Vきっちり出ています。
安いですが結構信頼性があります。

c0061727_09042209.jpg
換装が終わりました。
EM200が導入途中で止まるという現象は
結局確認できなかったのですが力強い動作になり
USD3と同等の導入速度も確保できました。

TMC2100ドライバーに変更しましたので
放熱を考え別コントローラーにしています。
オリジナルコードを加えた新ファームで使いやすくなりました。
c0061727_09042862.jpg
極軸照明のほうはトラブルを避けるために乾電池運用です。
単なるボリュームではなくてPWM駆動の基盤が入っています。
赤LEDは明るく見えますが間接型照明にしていますので
ちょうどいい感じです。
c0061727_09043070.jpg
狙ったわけではありませんが
筐体の隙間からも漏れてきますので
それがまたお洒落でいい感じになりました。




by makkachi | 2019-03-04 09:25 | ONSTEP | Comments(0)

アイベルCD-1改造 ぱわ―あっぷ

c0061727_10412239.jpg
アイベルのポーターブル赤道儀ですが
極軸合わせがアルミパイプで、機能的には良くわかるのですが
実際使ってみると、どうも使いにくいので
ビクセンのポーラーメーターを取り付けました。
暗闇でのセッティングを考えるとこれがベストです。
極軸望遠鏡を付けたいところですが
長いレンズを使う想定は考えていないので、いまのところ無しです。
まあ背中にカメラネジが切ってあるので、
ユニテックの極望が使えそうです。
c0061727_15061937.jpg
以前は、ハンドパッドは外付けでしたが
方向キーボタンを付けました。
ポータブルなのでこのほうが便利です。
WiFiあるしガイド端子もあるし2軸にすればもちろん自動導入も出来ます。
それでいて、
モーションタイムラプスに対応しているという優れもの。
c0061727_10412692.jpg
ジンバルもがっちりしてますし、クランプも効きが良くてバッチリです。

c0061727_10554110.jpg
デジカメ用の外部電源の流用ですが
こんな感じでモバイルバッテリーも使えます。
この電源ケーブルのUSBを2ポート使用すると最大4A近く出るようです。
実際使ってみるとあっけなく使えて発熱も無くてイイ感じです。

月夜ですが、晴れたらテスト撮影に出かけたいと思ってます。





by makkachi | 2018-12-20 11:03 | ONSTEP | Comments(0)